日仏美術学会シンポジウム「21世紀にマティスを再考する:ポリフォニックな視点から」を下記のように開催いたします。 美学会会員の皆さまにおかれましても、ぜひ奮ってご参加ください。 今回の例会は京都工芸繊維大学会場での対面と、Zoom によるオンラインとのハイフレックスでおこないます。いずれの方法でも参加には事前登録が必要です。
参加をご希望される方は、下のURL から申し込みフォームにて9月19日(火)20時までに参加登録をお願いいたします。
◆申し込みフォーム◆
URL https://forms.gle/8rwa7x3VsHwc7zJK7
注意 Zoom 情報配信は9月21日(木)を予定しています。
記
21世紀にマティスを再考する:ポリフォニックな視点から
日時:2023年9月23日(土)13:30-18:00
会場:京都工芸繊維大学松ヶ崎キャンパス東3号館1階K101教室 / Zoomによるオンライン配信あり(ハイフレックス方式での開催)
開催趣旨
2019年はマティス生誕150周年であり、展覧会企画が世界規模で準備されました。翌年世界を覆ったコロナによってその多くが延期あるいは規模を縮小される憂き目にあったものの、各企画ではその時点でのトピックのおおよそが取り上げられ、2021年には『ユリイカ』5月号でマティス特集号が組まれ、あらかたのテーマを網羅しました。
2023年、様々な困難を乗り越えて、東京都美術館「マティス展」が開催されています。
来年には国立新美術館「マティス 自由なフォルム」展が実現することが発表されています。
研究成果と作品の両面からマティスに向き合うことのできる稀有な時を迎えた今、日本を代表するマティス研究者の方々・新進気鋭の研究者の方々をお迎えして、汲めども尽きぬ画家マティスにささげるシンポジウムを開催し、これからも続くマティス研究への道標としたいと存じます。
プログラム
13:30 開会挨拶 永井隆則(京都市立芸術大学)
趣旨説明 全体司会 吉田朋子(京都ノートルダム女子大学)
第一部 発表
13:35大久保恭子(京都橘大学)「パリのマティスとニューヨークのマティス」
14:05中西麻依(東京大学大学院/パリ、ナンテール大学大学院)「マティスがみた巨匠と画家たち――ルーヴルからサロン・ドートンヌへ」
14:35渡辺亜由美(京都国立近代美術館)「マティスと現代美術家たち ―《ブルー・ヌード》を中心に―」
15:05休憩
第二部 発表
15:20永井隆則(京都市立芸術大学)「マティスとデザイン」
15:50関直子(早稲田大学)「マティスの礼拝堂と1951年の個展」
16:20天野知香(お茶の水女子大学)「1930年代以降のマティスの展開」
16:50休憩
17:05討議
コメント・全体討議司会 河本真理(日本女子大学)
17:55閉会挨拶 礒谷有亮(神戸大学)
閉会後、会場で自由な意見交換の場を設けます。ぜひご参加ください。
*発表題目等は変更することがあります。
主催:日仏美術学会
学会事務局
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿3-9-25 日仏会館内
TEL/FAX:03-3440-1686
E-MAIL:info@sfj-art.org
後援:美術史学会・美学会
問い合わせ先
吉田朋子(tmkysd@notredame.ac.jp)
以上